2016年入社

宮本

Miyamoto

アシスタント
ディレクター
TBS
「水曜日のダウンタウン」

高校生のときにはテレビ業界に入ろうと決めていました。
総合バラエティが大好きで、「おもしろい」を伝える側になりたいと思ってました。

私はADをしていて心に決めたことが3つあります
・ガキの使いにはならない
・「確認します」を使わない
・全体を把握する

「ガキの使い」とは日テレの番組名のことではなく、業界用語としてあるようで
先輩ディレクターに教えてもらった受け売りです
例えば「○○を▲▲に持って行って渡して」と言われることがよくあります
そこで何も考えずに持って行って渡すのは「ガキの使い」です
5歳の子どもでもできます
なぜ○○を持って行かないといけないのか?
なぜ▲▲に持って行かないといけないのか?
これを理解した瞬間にそれは仕事として成立すると思います
意味がわからず行動することほど、自分のためにならないものはありません

「確認します」を使いたくない理由と「全体把握する」は仕事を始めればわかると思います(笑)
優秀だなと思う人ほど、実践していると思います


また私は出演者側にあまり興味がありません
このタレントさんに会えた!という喜びはほぼ持ったことがありません
嵐のみなさんと仕事をしたときも、「綺麗な顔した兄ちゃんだな~」って感想しかもたなかったのですが、それを友達に言うとガチで殴られました(笑)

私からすればそれよりもディレクターに初めて名前を呼んでもらえた時や、ご飯に誘われた時のほうが数倍嬉しいです
番組を変わるときに言われた「もっと一緒に仕事をしたい」
仕事を始めて3ヶ月目のころに言われた「ディレクターになったときが楽しみ」
泣くほど嬉しかったです。

人それぞれだと思いますが、モチベーションの置き所は大切です。
一般的な企業とはかけ離れた異常な環境ですから(笑)
私の場合、タレントさんではなかっただけです。

いま、私は学生の頃に本で読んでいた憧れの人の下でADをしています
話しかけられるだけでビクビクする毎日を楽しく過ごしています(笑)
この番組に配属させてくれた会社には感謝しかありません。と言いたいのですが、異動したせいで予想外の心労が増えたので少し恨んでもいます(笑)

うちの会社の凄いところは、一人ひとりが何を望んでるかを把握して、モチベーションが上がるような番組配属をしてくれるところもありますが、 私のようにバラエティ番組をしたい子にはありがたいくらいの人脈と環境です。
水曜日のダウンタウンには現在ADが17人いますが、うち6人は弊社の人間です
他局の有名番組の下にも数多く弊社の人間がいます

バラエティ番組をしたいと思う子には、とてもありがたい環境を整えてくれています
仲間がいて、先輩がいて、好きな番組をつくることができる
ここまで恵まれた環境はなかなかないと思うので
もし作りたい番組が1つでもあれば弊社はかなりお勧めです

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