企画会議にて番組のテーマを決め、番組内容・構成表(スケジュール等)を制作します。
放送作家(構成作家)と呼ばれる人達にアイディアを貰いながら作っていきます。
テーマに沿って必要な情報を電話取材や書籍・インターネットなどを使い情報の信憑性を確認しながら集めていきます。また、リサーチャーと呼ばれるリサーチを専門に行う人に依頼したりします。
リサーチした中からネタを選び、実際に現場へ下見として出向いて、どの様に撮影するのか、何を撮るのかなどを決めていきます。また、ロケ当日に取材させて頂く方々に直接会い、番組のテーマ・目的・ロケについてなどを詳しく伝えます。
ロケハンと事前のリサーチで得た情報を元に撮影スケジュールを組み、台本を作ります。ロケ場所・移動方法・食事など撮影がスムーズに行われるよう様々な準備を行います。ロケ当日は、出演者・カメラマン・照明マンなど、多くのスタッフと協力しあい撮影していきます。
収録した映像を視聴者に伝わりやすいように、要る部分と要らない部分を切ったりつなげたりする作業です。
現在では編集ソフトを使用してパソコンで行う方法が主流です。
編集プロダクションで、オフラインで作成した編集データを元に、映像をつなげていきます。
そしてその後に、情報・コメントを貼り付けます。これらをスーパー(テロップ)と言い、映像だけでは伝わりにくい情報などの補足をしていきます。
編集作業で映像を編集した後は、音の整理を行います。これをMAと言い、雑音を消したり映像に合わせて音楽や効果音を付ける作業です。その後、映像・情報をより分かりやすく、臨場感を与えるものにする為ナレーションを付けます。
※スタジオで収録しない番組は、最終チェックをした上で問題がなければテレビ局に納品します。
台本・セット・カンペなど、収録に必要な様々な物を準備し、スタジオで出演者と共に収録を行います。
収録前には、MCとの打合せや技術や美術との打合せを行い、カメラリハーサルで各自の動きを確認します。
※スタジオ収録後は、放送時間に合わせた長さに、もう一度編集をし直します。
これまでの苦労が報われる時です。
※視聴者からの問合せに対応したり、視聴率を出したり放送後の作業を行います。